定期券を買うほどではありませんが、
週に2、3回は電車に乗る機会があります。
前は何も考えずピッとICカードを使ってましたが
ひさびさに券売機をみたら「回数券」の文字。
あー、その存在忘れてました。
ICカードの自動チャージを使ってたので
アナログな視点、完全に抜け落ちてました(^^;)
回数券の種類
JRの回数券は11枚綴りで1回分お得になるだけですが
私鉄各線には3種類の回数券があるのご存知ですか?
土休日回数券がホントにお得!
「普通回数券」
JRと同様1回分お得になるいつでも乗車可能なチケット。
「時差回数券」
12枚綴りで2回分お得になる
平日10時〜16時に改札に入れば使えるチケット。
土休日も使えます。
「土休日回数券」
14枚綴りで4回分、おおむね3割お得になる
土休日の終日使えるチケット。
鉄道会社の違いによる特徴
京王線の場合
「◯◯駅から△△駅まで」区間がきっちり決まった乗車券です。
JRと同じく、振れ幅がありません。
たとえば
「渋谷〜井の頭公園」「渋谷〜吉祥寺」は同じ200円区間ですが
「渋谷〜井の頭公園」の回数券で吉祥寺へ行く場合には
別途130円の乗車券が必要になります。
回数券を買うときは、いつも使う駅だけで考えると
もったいないことになります。
京浜急行の場合
どの駅で買うかによって降車駅の幅が変わってきます。
たとえば360円区間の回数券を購入する場合、
横浜駅で購入すると「横浜〜県立大学」
横須賀中央駅で購入すると「横須賀中央〜神奈川新町」
ほんのちょっとの差ですが、
寄り道したいお店がある所で降りられるような買い方をすると、
楽しみが増えたりします^^
県立大学にも神奈川新町にも好きなパン屋さんがあるから
どっちにも降りたくて、回数券を買う駅を熟考しました(^^;)
乗り越した場合
乗り越した駅から降車駅までの乗車料金がかかります。
これはJR、京王線と同じです。
たとえば
横浜から県立大学の一駅先(堀ノ内)まで乗ったら
県立大学から堀ノ内まで別途140円の乗車券が必要です。
東急線の場合
「250円区間回数券」をどの駅で購入しようと
東急線内のどの駅から乗っても
その駅から250円区間の乗車券となります。
たとえば
横浜駅から乗車した場合の降車駅
- 東横線の多摩川〜学芸大学
- 多摩川線の多摩川〜矢口渡
- 目黒線の多摩川〜西小山
- 大井町線の旗の台〜等々力
かなり広範囲で使えます。
乗り越した場合
「差額精算」これが一番のメリット!
回数券の金額と比べて不足している差額のみの支払。
横浜から渋谷までこのチケットで乗車した場合
乗り越し精算額は20円です!
東急は他の私鉄と比べて抜きん出てお得です☆
東急がいかにお得で使いやすいか
見せつけられました(^^;)
使うチケット間違えた・・・
回数券を使うのが楽しくなって
「普通」「時差」「土休日」を全部持ってみましたが
使うときにどれだっけ?って迷うことになりました(^^;)
東急で「時差」の時間帯に「普通」を使ってしまい・・・
「普通」ならいつでも乗車可能だから問題ないですけど
せっかく「時差」持ってるのにちょっと悔しい。
もしかして駅員さんに言えば対応してもらえるかな?
降車駅で申し訳ない感じ全開で駅員さんにたずねたら
あっさり対応してくれました^^
「普通」を使ってないことにするスタンプを押してくれて
「時差」を駅員さんに手渡しするだけ。とても簡単でした。
ただし、このスタンプを押してもらった券では
自動改札を通ることはできないので
駅員さんのいる改札を通って出入りすることになります。
有効期限内に使い切れない
回数券でネックになるのが有効期限。
3ヶ月しかないんですよね。
使い切れなかったらイヤだなと思いましたが
チケットショップに売れることが分かってから
有効期限を気にしなくなりました^^
ちなみに渋谷のチケットショップで
東急の土休日270円区間券は240円で買えます。
1、2枚欲しい人はコレがお得です^^
こんな応用もあり!
- 大人数で出かける場合
- 中高生の社会見学(生徒だけで電車移動することありますよね)
- 中高生が休日に複数名で遠出する場合
高校生に教えたところ
さっそく友人と出かけるときに利用したようです^^
定期券を持ってるときには気付かなかった
とってもお得な視点でした♪
JRにお得に乗る方法はこちらの記事ご参照下さい。