気功を独学で学びたいという方が意外と多くて驚いてます。
気功のことを発信するようになって気付きました。
どこかで習いたいと思っても
宗教勧誘されないかな?洗脳されないかな?と
不安な気持ちがまさって
一歩踏み出しにくいのかなと感じます。
独学で気功の練習を始めることはできますが
まったくの初心者が感覚をつかむのは
見ていると大変そうです。
気の感覚をすんなりつかむために
気功を始める前にやっておいて良かったと思う
ヨガをオススメします。
どうしてヨガがいいのか
ヨガを始めたときに
まず覚えた言葉が ”丹田(たんでん)” でした。
おへその下あたりを指すんですが
身体を動かすときにここが全ての基本になります。
気功の本にも基本として
「丹田に意識を集中してー」と出てきます。
身体の一部分に意識を集中することは
いきなりだと結構難しいものです。
その点ヨガは
物理的な感覚を伴うので感覚がつかみやすくなるんです。
たとえば気功の訓練で
「丹田に暖かいボールを作るように意識して」と言われても
始めはなかなかイメージが湧きにくいと思います。
これがヨガだと
「今気持ちいいと感じてる部分にフォーカスする」
というアプローチ方法なので
「腕を伸ばしてるからワキが伸びて気持ちいいな」
と感覚をとらえやすいです。
ヨガを続けていると
身体の色んな部分にフォーカスする力が養われて
”丹田” にもフォーカス出来るようになってきます。
ヨガで気の感覚が掴めるようになる?
ヨガを続けていると ”丹田” はもちろん、
身体の細かい部分にも意識を集中させることが
できるようになっていきます。
意識の集中のさせ方が身につくんです^^
そうなってから気功の訓練を始めると
気の感覚を掴むのもすごく早いです。
ヨガを習慣化する
ヨガを始めることは
気功を始めるのとは比較にならないほど簡単です。
今は教室も多くて簡単に習えるし
youtubeにもたくさん動画があります。
材料はたくさん揃ってるので始めるのは簡単ですが
習慣化するまでが大変です。
なので気合いを入れるために本を1冊手元に置くと
意識が変わって継続しやすくなります。
本ならCD付きのものがオススメです。
本だけだと覚えるまでポーズに集中できないし
DVDだと画面に意識がいって(youtubeも同じ)
自分の体に集中しにくくなります。
ちなみにこちらが私のバイブルです。
一人で本と鏡を見比べて練習するのが面倒なら
ヨガ教室に通うのが一番手っ取り早いです。
しばらく通って基礎ポーズを身体に覚えさせると
かなり楽に習慣化できるはずです。
私の場合
基本に取り入れてるのは通っていたヨガスタジオの
準備運動から基礎ポーズです。
準備運動として習った ”スワイショウ” さえやれば
次のポーズへと身体が自然に動くくらいに習慣化されてます。
* スワイショウ
足を肩幅に開き膝を少し曲げた状態で立って
腕をでんでん太鼓のように振って体に巻き付ける
ねじり体操のようなもの
教室に通うのは面倒・・・ヨガも独学が良いな、という方はこちらの記事をどうぞ。
ヨガ経験後の気功訓練
気功の訓練を始めると
必ずと言っていいほどぶつかる壁が小周天。
丹田で気の感覚をつかんだあと
体の正中線に沿って気を一周させるトレーニングです。
一周させるときにいくつかのポイントで気を止めるので
ヨガで感覚を掴んでおくとこれが楽になります。
ヨガをやってなかったら
感覚を掴むまで大変だっただろうなって
今だから思えます。
これから気功を独学で始めようと考えてる方は
ヨガをやっておくとかなり楽に
気の感覚をつかめるようになると思います。
健康にもいいし体も考え方も柔軟になるし
良いこと尽くめです^^