こんにちは、ちーです。
かなり派手なアトピー持ちでした。5年ほど前までは全身が血だらけになるほど。今ではアトピー持ちだと言っても信じてもらえないくらい、いい状態の肌をキープできてます。今の状態にするまで、かなりの時間と労力を費やしました。
アトピーを治すっていうのは、本当に大変なことです。人それぞれに合った治し方は違うけど、私がやってきたことがアトピーを治したい人のヒントになれば幸いです。
書き始めたら長くなってしまったので、時系列順に4記事に分けます。順次公開していくので、気になる記事がありましたらご覧下さい^^
本記事の内容
▷ アトピー発症の素因
▷ アトピー発症のきっかけ
▷ 肌を清潔に保つ方法
▷ 薬がないと気が変になりそう
まだ根本治療に目が向いていない頃、とにかくかゆみを止めたい!痛みを抑えたい!と出来ることをやっていた時期です。
アトピー発症の素因
病院で医師に言われました。
「アトピーになる人には素因があるもんだよ」
思い返してみると、小学生の頃にアレルギー性鼻炎と診断されてました。たしかにアレルギー体質だったみたいだけど、そんなに気になることなく過ごしてました。
アトピー発症のきっかけ
高校生の時、着物で接客するアルバイトを始めました。すごく忙しくて、毎日汗だく(゚o゚;; 簡易的な着物じゃなくて、しっかりと帯を結ぶ正式な着物だったから、汗をかいてもTシャツみたいにすぐには着替えられなかったんです。不衛生な状態で何時間も放置してしまいました。
最初のきっかけはこれだったと考えてます。
- 着物は厚着になるから暑くて汗をかきやすい
- 汗をかいても着替えられない
- ひどいと9時間以上放置
- 帯の下は通気性皆無、蒸れやすい
どう考えても ”肌にいい状態” からはかけ離れてますよね(^^;)
しばらくすると、帯を巻いてる胸の下あたりに猛烈なかゆみが出て来るようになりました。肌も弱くなってたみたいで、ちょっとかいただけで血が出てくる・・・すぐに病院にいってその時はアトピーとは診断されませんでした。処方されたぬり薬は全てステロイド剤。使わない方がいいなんて意見があることも知らないから、これで楽になる!ってホッとしたのを覚えてます。それプラス抗ヒスタミン剤。ここからほぼ10年間、薬と付き合っていくことになります。
さらさらパ◯ダーシートも使えない・・・肌を清潔に保つ方法
着替えられないなら汗拭きシートを使えば良い!と思って使ってみると、これがかなりしみるし炎症が悪化することがしばしば。アトピーの症状が出てないところでは爽快な使い心地だったけど、症状が出てるところには拷問でしかなかったです。
だけど汗を放置したらまた悪化しちゃうし・・・。看護師と薬剤師の友人に相談したらいい物を教えてくれました。オードムーゲ、薬局に売ってる化粧水です。
このローションをコットンにつけて汗拭きシートの代わりにしました。
症状が出てるところに使っても痛みはなく、リフレッシュできました^^
着物じゃないときの対処法
▷ 汗をかかないように過ごす
▷ こまめにシャワーを浴びる(石鹸は使わずさっと水浴び程度)
肌を清潔に保つことを第一に考えましたけど、薬がないとかゆみは抑えられませんでした。
薬がないと気が変になりそう
アトピーって、酷いときは死にたくなるくらいツラいです。大げさじゃなくて。
▷ 寝てる時、自分を掻きむしってる音と痛みで起きる
▷ かゆすぎて寝れない
▷ いくらかいても薬を飲んでもかゆみが治まらない
これが本当にツラいときです。
こういうときは、着替えたりぬり薬で対応したり、シャワーをさっと浴びることもあります。夜中にシャワー浴びると眠気飛んじゃうのもキツかったですね・・・
上記以外にもツラかったことをあげればキリがないです。
▷ 温泉旅行に行っても痛すぎて入れない
▷ 汗をかくと炎症してるとこにしみて痛い
▷ 下着にも肌着にも血がつく
▷ 炎症してるところから透明の液体が出て、肌と服をくっつける糊の役割をはたす
服を脱ぐ時にペリペリはがれて激痛
▷ シャンプーを洗い流す時もしみて激痛
▷ 野菜の汁がしみて激痛、食器用洗剤がしみて激痛(家事がツラい)
▷ その他諸々
薬を飲むと症状は抑えられるけど、効果が切れるとすぐに酷い状態に逆戻りしちゃうんです。
病院の処方薬だけで対処した結果、薬がないと耐えられない身体になりました。
その時は薬さえ飲めば症状が出ないからいいと思ってました。薬の副作用とか、根本治療とか、何にも考えてなかったんだと思います。若気の至り。
処方薬に頼るだけの考え方から、原因を探って原因にアプローチするようになった話しは次回更新します。
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