taoyaka3のイロドリ日記

人の身体の奥深さを知る日々の雑記帳ブログです。

【アトピー完治記録2】病院を変えると色素沈着も傷跡も治って美肌に!?

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こんにちは、ちーです。

前回はアトピーになったきっかけ、初期治療について書きました。


今回はアトピーに対する考え方変わって、症状が一気に良くなった頃のお話しです。自分に合った治療法に出会うと症状が劇的に改善するもんなんですね。もっと早く別の病院を探してればよかった。。。

 
病院には行ってるけどなかなか治らない方、病院を変えたら劇的によくなることがあるかもしれないです。意識を変えてくれる病院、先生との出会いが大事ですから^^

本記事の内容

▷ 病院を変えたら治療方針が全然違った
▷ 症状がでる原因を知る
▷ 原因を排除すればアトピーでも美肌を目指せる

※ アトピーの症状が出てたときの写真が出てきます。あまり気持ちのいい写真ではないのでご注意下さい。 

病院を変えたら治療方針が全然違った

同じ皮膚科!?ってビックリするくらい、病院によって診察も治療方針も違いました。
アトピーを本気で治したいなら、病院選びはめちゃくちゃ大切だって気づきました。

1.地元で評判の皮膚科

最初の病院は ”あの病院で出してくれる薬は効く” って地元で評判の皮膚科でした。


▷ 1時間待って、診察は皮膚をちょっと見て触って1分くらい問診
▷ カーテンで仕切られてるだけの診察室で丸聞こえ
▷ 「はい、じゃぁ今日のお薬はこれね。また2週間経ったら来てね〜」
これがいつものパターン。


それでも薬を貰うだけで満足してました。かゆみはちゃんと止まるから。貰った薬を飲んで塗り続けてたらいつか治まるんだろうな〜なんて大甘な考えでした。薬で症状を抑えてるだけで、症状が改善することはありません。

2.美容に力を入れる皮膚科

引越しを機に探したのが ”女医さんのいるアトピーに強い病院” でした。全身に症状が出てたし、女の人の方が共感してくれるかなって思ったからです。それでたまたま見つけたのが美容に力を入れる女医さんの皮膚科でした。


ここがとても親身になってくれる病院だったんです。
▷ 当日電話予約制(繋がらなくて大変だった)
▷ 予約時間にいくと10分ほど待って診察
▷ 個室でなんでも相談できる空間
▷ 生活状況を踏まえたアドバイスをしてくれる
▷ 選択肢のある治療方針


初診時はとくに丁寧で、10分くらいは先生とお話ししたと思います。そこでそれまで使っていた薬がかなり強力だったこと、必要以上に強い薬はそれ自体が皮膚を傷つけてしまうことを知りました。

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処方されていたステロイド外用薬は強さは5段階。普段処方されていたのは上から2番目の強さ(かなり強力)でした。それを7年間くらい使い続け・・・無知って怖いですよ(^^;)


新しい病院で処方されたのは非ステロイド剤が中心でした。普段使いはほぼ保湿成分のみ、症状が酷いとき用でも上から4番目の強さの薬で、身体への負担が少ないものに切り替わりました。今までより弱い薬で効くのか不安はあったけど、かゆみはバッチリ治まっていきました^^

美容に力を入れる皮膚科ならではの治療

化粧に対する考え

症状が出てるときは化粧はダメって当たり前なんですが、仕事してると化粧せずにはいられないんですよね。そのことも分かってくれて、必要最低限やっていいことのアドバイスと、肌に負担をかけないクレンジングを出してくれました。(前の病院は ”なるべく化粧しないでね” だけでした)

色素沈着に対する考え

アトピーって色素沈着とか黒ずみとか残ってかなり気分が落ち込むんですよね・・・これ一生消えないのかなって、かなり悲観的でした。
これも先生に相談したら症状抑えてしっかり保湿していけば、ほとんど分からなくなるからがんばろうね」って言ってくれて、希望が持てました^^


そのためにはまず原因を探って症状を出さないようにしないといけません。

症状がでる原因を知る

アトピーの症状が出たきっかけは、汗を放置して肌環境が悪化したからだと思ってました。なので、肌を清潔に保ってればいいんじゃないかって考えてましたけど、実際はそんなうまくいきません。

パッチテストで日用品の中の敵を見つける

パッチテストって知ってますか?
アレルギーがないか調べたいものを肌に直接置いて、時間経過とともに肌に変化が出るか見る方法です。


普段使っているものも含めて50種類くらい一気に検査しました。
その時の様子がこちらです。

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7年前に撮影。(これでも)症状が治まってた時に実施。
パッチテストは症状が安定してる肌じゃないとできません。


貼付してから48時間後、72時間後の肌の状態を確認した結果がこちらです。

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「え、これじゃまともに生活できないじゃん・・・」が最初の感想です。


ほとんどの化粧品に入ってるパラベンに反応が出ました。パラベンフリーの商品って探すの難しいのよね・・・。その他に反応が酷かったのが、普段使ってる化粧品。石鹸もシャンプーもダメ、洗濯洗剤も肌に優しいっていうのを選んで使ってたのにダメでした。


原因を排除すればアトピーでも美肌を目指せる

アレルギー反応が見られたものは全て捨てました。
普段使ってたものが一気に無くなるから大変です。何が自分に合うのか、一つずつ見つけなきゃならないのも大変です。調べることが一気に増えました。おかげで肌にいいもの悪いものを見定めようとする習慣ができました。


同時にアトピーを治すためにはどうしたら良いか、病院で話しを聞くだけじゃなくて自分で調べて行動をするようになっていきます。アトピーに向き合う意識もガラッと変わりました。

アトピーにも美肌にも腸内環境が直結

アトピーの治し方を調べてる中で特に気になったのが腸内環境についてでした。アトピーの原因が腸内環境の悪さにある、という考え方です。昔からお腹が弱かったり便秘になったり、落ち着きのないお腹だったから、しっくりくる内容でした。


腸内環境を整えるために「7号食」という食事の考え方を取り入れました。7号食とは、玄米ごはんだけで過ごすという食事方法で、10日間、口にしていいのは玄米ごはん、水、お茶のみという身体のリセット法です。
試しに3日間だけやってみると、身体がスッキリしたのが分かったし、味覚に変化があらわれました。普通の食事だと何を食べても味が濃く感じられるようになって、薄味志向になりました。
身体がリセットされる実感があったので、リセットしたい時には今でもこの方法を取り入れてます。


肌に良くないことを排除していくと、症状が酷くなることが少なくなりました。常に血だらけだった肌も、一瞬治ることがありました。治って悪化しての繰り返しはまだしばらく続きます。


 常に血だらけだった手も肘も、今はこんな状態です。

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 手を使った仕事が出来てることがホント奇跡的だと思ってます。この状態しか見てない患者さんがアトピー持ちだと信じてくれないのもムリ無いです。背中もほとんどこんな感じです。2㎠くらいの薄い色素沈着が残る程度までになりました。


パッチテストをして意識改革が出来ただけでも血だらけになることはなくなったけど、ここまでになるのには漢方薬局との出会いが大きいです。そのことについてはまた次回、更新します。