taoyaka3のイロドリ日記

人の身体の奥深さを知る日々の雑記帳ブログです。

【アトピー完治記録3】漢方医に頼って本気で治そうと行動した結果

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こんにちは、ちーです。


前回、前々回とアトピー奮闘記を書いてきました。

今回はアトピーとお別れ間近のお話しです。


自分の肌に対する意識が変わった瞬間から、肌を良くするための情報が一気に入って来るようになりました。自発的にアンテナを張り巡らした結果だと思ってます!


思い返すと、本気でアトピーを治したいと思った瞬間の瞬発力が大事だったなってつくづく思います。


本記事の内容

▷ 漢方薬局は選択肢に入れるべき
▷ 漢方医と話すことで見えてきた自分の状況
▷ 一極集中、短期決戦でアトピーと決別

 

病院を変えただけでも血だらけの状況からは抜け出せたけど、かゆみのコントロールはできてませんでした。漢方薬局で専門家と1対1で時間をかけて話しをすると、今まで思い込みで対処してきた部分が多かったと気づかされました。

漢方薬局は選択肢に入れるべき

アトピーを治したいなら漢方薬がいいって一度は聞くことがあると思います。だけど保険適用外だから全額実費で万単位で費用がかかるし、続けるのが大変だと思って二の足を踏んでたんです。


ある日の散歩中、漢方薬試してみようかな〜なんて話をしてたら目の前に漢方薬局が出てきたんですが、私は入るのを躊躇してました。そのとき悩みも状況も知ってる彼が「行きなさい」と背中を押してくれました。一人だったら素通りして終わってたと思います。協力してくれる人がいるって心強いです。一人で悩まないで、人に相談しておくことも大切だって心底思います。


協力してくれる人、これは漢方医の方もそうです。自分一人ではどうしても進めない部分ってあるので、早いうちに相談できるよりどころを見つけておくと良いですよね。悩みの解決は早ければ早いほどその先に出来ること、考えられることが増えます^^

漢方医と話すことで見えてきた自分の状況

初めての漢方薬局は飛び込みで行ったので、どういうシステムなのか全然知りませんでした。事前予約制が当たり前らしく、飛び込み相談の私は完全アウェー状態(^^;)
それでも「アトピーの相談をお願いしたいんですけど」と言うと話しを聞いてくれました。


担当してくださったのはとっても肌がキレイな女性。こんなにきれいな肌になれるかなってドッキドキわっくわくしてました^^


まずは問診と視診。
▷ 現在抱えている身体の悩みに関する問診
▷ どのような生活習慣かヒアリング
▷ 顔色、目、舌、爪、手、脈をみて現状確認


質問されると普段の生活状況を思い出しながら答えていくから、自分の振り返りにもなりました。

 

病院では築けない信頼関係

問診が一段落すると、生活習慣の中で何が問題なのか掘り下げていって、どう対処したら良いか、生活状況に合った方法を一緒に考えていきます。ここが病院との大きな違い寄り添うって言葉がしっくりきました。初回は1時間以上、たっぷりと話しをすることができました。


どんなアドバイスがあったか、食事の例をあげておきます。(2013年当時の状況)

【現状】

朝食:バナナ、コーヒー、ヨーグルト
昼食:中華弁当
夕食:外食と自炊半々
   自炊 ⇒ 玄米、みそ汁、ちょっとしたおかず
   外食 ⇒ それなりの量、質。飲酒あり。

【アドバイス】

朝食:ヨーグルト(乳製品)は肌が弱ってるときは摂取しない。
   野菜スープがベスト。身体をあたため、胃腸を整えるから。
   葉物野菜(特にキャベツ)は腸を整えるのに良い。
昼食:中華は野菜がたっぷりなので良い。揚げ物と油多めの食事は避けること。
夕食:自炊の量がちょうど良い。お酒はダメ。
全体的に:1日の食事のボリュームを置く点は現状がベスト。


実際は「どうしてヨーグルトはダメなのか」とか細かく説明してもらいました。こんな感じで食事だけじゃなくて入浴方法とか水分の摂り方とか睡眠方法とか、事細かく見直していくことができました。


アトピーの人とそうじゃない人では、肌に良いこと悪いことが違うって分かったし、行くたびに事細かに相談できるし、本当に行ってみてよかったです。

通ったから習慣化できた 

1回行っただけで、あぁ良い話し聞いた!やってみよう!と思っても、人の記憶力ってそんなに良くないから忘れちゃいます。アドバイス通りやり始めたとしても監視の目がないと脱落しちゃうもんです(^^;)


定期的に通って毎回似たような話しを何度も聞くことで、ようやく脳に刷り込まれていって習慣化できるようになります。 

漢方薬局に行った都度やってたこと

▷ 話したことを事細かにメモ
▷ 会話内容を思い出しながらメモして記憶に残す
▷ もらったアドバイスをどう実行しようか考える
▷ メモを読み返して記憶を定着させる
▷ メモを見ながら実行してないことをどんどん潰していく

通うだけだと習慣化するまでに時間がかかるので、勉強と同じで復習も大事にしてました^^
 

一極集中、短期決戦でアトピーと決別

漢方薬を続けるには費用がかかるというのは本当でした。初めて行ったときに出してもらった漢方薬は2種類、1ヶ月分で1万円弱かかりました。病院だったら高くても3千円いかないくらいだったので、ビックリしたのと同時にやっぱりね、って思いました。


だけどこれが良かったんだと今では思います。長く続けるのは大変だから、短期間で一気に改善させようって本気になったからです。

自分のために非情になる

周りに「何があったの?大丈夫?」って言われるくらいストイックになりました。
それまで飲み会の誘いを断ったことがなかった私が誘いを全部断って、食事も添加物をできるだけ排除して、余計なものを身体に入れないようにしてました。

そのときの考え方

▷ 漢方薬代は自分の身体への投資
▷ 投資したからには投げ出さないと覚悟を決めた
▷ 口から入るもので身体は出来てる
▷ お酒を飲んだら投資は水の泡


アトピーを治すことだけ考える生活を1ヶ月続けると、かゆみが出る頻度が減ってきました。これでもう大丈夫!ってなぜか思い込んでお酒飲んだらまた痒くなって・・・絶対お酒飲まないって決意した瞬間でした(^^;)


ストイック生活のその後
▷ 1ヶ月でかゆみの頻度激減
▷ 完治まではほど遠い状態
▷ ストイック生活継続半年
▷ 少しずつゆるい生活に戻す
▷ 食事は偏食、過剰摂取にだけ注意
▷ 断酒継続


食事を緩くしても、かゆみで夜中起きることもなくなったし、ちょっとかいても肌がタダレることもなくなりました。残すは消えたことのない手荒れと足(膝裏とかスネ)のかゆみです。


ここまで漢方薬局に通ったのは3回で済みました。病院より行く回数は少なかったので総費用はかなり抑えらました。


次回は今現在のアトピーの状況について。本当に完治したのか?どうしたら維持できるのか?について書きます。