コーヒー、買うなら粉か豆か。
美味しいコーヒーを求めるなら ”豆” 一択です。
毎日、パンのお供にコーヒーを飲んでます。
日々いろんなコーヒーを試すようになって約10年。
たどり着いた結論
手軽さは粉、おいしさは豆
どこで買おうと、これテッパンです。
我が家に出入りするコーヒーラインナップはこんな感じ。
✔︎ 焙煎所の豆
(その場で焙煎、焙煎したての豆を販売するお店)✔︎ コーヒー専門店の粉
(カルディなど焙煎した豆を販売するお店)✔︎ ネット通販の粉
(澤井珈琲、加藤珈琲など)✔︎ 市販品の粉と豆
(スーパー、量販店など)
朝とか忙しいときに飲むなら粉。
ホッとしたいとき、優雅な休日の朝、美味しいパンのお供には豆。
粉と豆、常に両方ストックして使い分けてます。
毎日コーヒーを飲むなら粉もあると便利だけど、たまにしか飲まないなら ”豆” を買うべきです。
以下、理由を説明していきます。
- 1.コーヒー豆は挽いた瞬間から急激に酸化する
- 2.コーヒーは粉でも豆でも冷凍保存できる
- 3.豆を挽く時間は1分足らず
- 4.香りのレベルが違いすぎる
- 5.豆を挽く時間がリラックスタイムになる
- +1.粉も豆も値段は変わらない
- 余談:コーヒー焙煎所、訪問のススメ
スポンサーリンク
1.コーヒー豆は挽いた瞬間から急激に酸化する
豆で買うべき最大の理由は「粉はすぐ酸化しちゃう」からです。
「コーヒーは生鮮食品だ」とも言われますよね。
それを裏付けるように、よく行く焙煎所でもこんな説明ありました。
「豆は1ヶ月から2ヶ月で飲みきって。粉にするならできるだけ早く飲んでね。」
実体験もあります。
焙煎所に行くと、粉と豆を1袋ずつ買って、持ち帰ったら冷凍庫にしまうのがルーティンです。
粉はすぐ飲み始めて、粉が終わってから豆。
粉は香りが弱くなるのが早くて、2週間もすると最初のパンチがなくなります。
そのあとに豆を挽くと、香りは部屋中に広がるくらい残ってます。
毎日飲むなら粉でもいいんです、すぐ飲みきっちゃいますから。
たまにしか飲まないなら豆です。美味しさの持ちが違います^^
コーヒーの賞味期限について
焙煎所の方いわく、コーヒーの賞味期限は法律での決まりがなく、焙煎元が決めることになってるそうです。
スーパーで売ってるコーヒーの賞味期限をみると、粉でも豆でもだいたい1年。
スーパーで購入するときは、賞味期限ができるだけ先のものを選んで早めに使い切るのが良さそうです。
ちなみに・・・
昨日ドンキホーテで買ったコーヒー粉
賞味期限は2020/11/14(先月焙煎されたものと予想)
クリスマスに焙煎所で買ったコーヒー豆
賞味期限は2020/1/25(12月中に焙煎されたもの)
本日、両方飲み比べました。香りもコクも雲泥の差。
新鮮なお豆ほど美味しい。
2.コーヒーは粉でも豆でも冷凍保存できる
コーヒーは冷凍保存できます!
焙煎所で「保存は冷凍庫で^^」って言われてすごく驚きました。
粉でも豆でも冷凍庫で保存するとちょっと長く美味しさを楽しめます。
焙煎するときに水分を飛ばしてしまうから、冷凍庫に入れても凍らないし、ニオイも付かない。冷凍庫から出してもベチョベチョになりません。
コーヒー豆も冷凍庫から取り出してすぐに挽けます。
いつも手動のミルを使ってるけど、なんの問題もないです^^
冷凍庫はコーヒーだらけ。
3.豆を挽く時間は1分足らず
「豆を挽くのが面倒くさそう・・・」
やったことないとそう思いますよね。
実際のところ、粉と豆、コーヒーを入れる時間の差は1分ほどです!
【粉からコーヒーを入れる】
- ドリッパーに粉を入れる
- お湯を注ぐ
【豆からコーヒーを入れる】
- ミルに豆を入れて挽く
手動のミルで1分ほど、電動ミルならもっと短時間。 - ドリッパーに挽いた粉を入れる
- お湯を注ぐ
一度やってみると「なんだ、こんな簡単だったんだ!」って思うはずです。
粉より豆。一手間増えるだけで、格段に美味しいコーヒーのできあがり^^
4.香りのレベルが違いすぎる
「粉と豆、香りはどれくらい違うの?」
実家(一軒家)で香りの強さを実感しました。
朝コーヒー豆を挽いたかどうか、昼でも玄関を開けた瞬間に分かります。
キッチンは居間の奥、居間の扉は閉まってます。
それでも玄関まで香りが広がってくるくらい。
焙煎所で買ってきたばかりの粉でも、玄関まで香りが届くのはせいぜい2日間。
豆の威力、すんごいです。
5.豆を挽く時間がリラックスタイムになる
手動ミルで豆を挽く時間は1分足らず。
がりがりがりっと、手に伝わる振動が心地よくて好きです。
電動と手動、両方持ってますが、手動ミルしか使ってません。
電動は楽でいいんですけど、味気なくて(^^;)
手動の方が、挽いた瞬間に香りがふわっと広がります。
心地よい振動と香りに包まれて、豆を挽く作業に一点集中できるから、1分間瞑想タイムになってます。
豆を挽いてコーヒーを入れる極上タイム、ぜひ味わってほしいです^^
コーヒーミル、買うなら蓋つき必須
上の写真はカリタの手動ミル、蓋つき。
手動ミルを選ぶなら、蓋つき必須です。
蓋がないと、挽いてる最中に豆が弾け飛んじゃうので(^^;)
写真のミルはちょっと古いらしく、ネットですぐに見つかりませんでした。
Amazonとヤフーショッピング、両方で今人気No.1だったのがこちら。
ハリオのミルです。
豆を挽くとき、片手で押さえても滑りやすいです。滑り止め付きのこちらは便利。
我が家のミルは滑り止めが剥がれちゃったので、今は下に滑り止め敷いてます。これ必須です。(上の写真、ミルの下に見えてるのは滑り止めです。)
+1.粉も豆も値段は変わらない
粉と豆、保存方法も変わらなし、値段も変わりません。
変わるのはミルが必要かどうかだけ。
一手間しか変わらないのに、味は雲泥の差です。
長くおいしさを保てるのは ”豆” です。
余談:コーヒー焙煎所、訪問のススメ
コーヒーの値段は豆のランクによるところが大きいので、焙煎所だから高いってこともないです。
焙煎所でも200g 400円ほどのもあれば、100g 1000円以上のもあります。
コーヒーのこと詳しくなくても焙煎所は一度行ってみると面白いです。
素人でも家で美味しくコーヒー飲むコツを教えてもらえたりします。
焙煎してる間にコーヒーを出してくれるお店があったり、置いてあるコーヒー専門雑誌を読んでみたり。
それだけでのんびりリラックスタイムになってます。
コーヒーのあるところにリラックスあり、です^^
スポンサーリンク