こんにちは、ちーです。
アトピーの症状が出てるときってお風呂に入っていいの?入らない方がいいの?
両方の意見があるから、どうしたらいいか迷うことありませんか?
清潔に保ちたいから入った方が良い気がするけど、身体温めたらかゆみが出てくるから入るのちょっと嫌だな・・・なんてジレンマの時期ってあると思います。
病院によっても症状によってもお風呂に入っていいかは賛否両論でした。だけどどこに行ってもどの程度の症状でも「熱い湯船につかるのはダメ」というのは共通してました。
身体が温まって血行が良くなるとかゆみがでてきちゃうからです。
とは言えお風呂に絶対入っちゃダメ!ということではないので、アトピー持ちのお風呂の入り方で注意すべき点をまとめました。
本記事の内容
▷ お風呂は避けた方がいい場合
▷ お風呂に入れないときの注意点
▷ お風呂に入ったときの注意点
お風呂に入れない時期でも清潔に保たないと症状が悪化しちゃうから、出来る範囲でやるべきことはやった方が良いです^^
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お風呂は避けた方がいい場合
かゆみとか痛みとか症状を見て、濡らしたら痛そうだと思ったら避けた方が懸命です(>_<)
病院でお風呂は控えるように指示されたとき
もちろん避けましょう。
透明の液体が出てるとき
広範囲にひどい症状が出てるときは、湯船もシャワーも避けた方がいいです。
傷口を乾燥させた方が良いし、雑菌が入ってしまう可能性もあるからです。
ただし、汗をかいている場合は汗を流す程度に1分ほどのぬるいシャワーを浴びてすぐにタオルを当てて水分をとった方が清潔に保てますね^^
お風呂に入れないときの注意点
お風呂に入れないときでも衛生面はしっかり確保したいところです。
ケアすべき場所
▷ 頭皮(耳の後ろ)
▷ 脇
▷ 陰部
▷ 足の指
分泌物が多かったり汚れがつきやすい場所です。濡れタオルでこすらないようにしっかり拭いてキレイにしておきます。
ニオイが気になる?
長期間(数ヶ月、年単位)お風呂に入らない ”脱風呂” という治療方法があります。
脱風呂を実践した方の感想を読みあさると、開始当初は何となく気にしたけど、他人に気付かれることはほとんどないそうです。
私自身、脱風呂は最長1週間だけでしたが、ニオイは気になりませんでした。気になったのは髪の毛がしっとりしすぎて重く感じたことくらいです。暑い季節だとそうはいかないかもしれませんね(^^;)
お風呂に入ったときの注意点
お風呂に入ったときは症状が悪化する要素があるので以下3点は特に注意が必要です。
▷ 皮膚への刺激は最低限に抑える(身体を洗う時、シャワーの水圧と塩素)
▷ 石けんカスを体に残さない
▷ 短時間で済ませる
一つずつ説明します。
皮膚への刺激は最低限に抑える
皮膚への刺激となるものはたくさんあります。
- 身体の洗い方
ボディータオルを使って身体を洗うのは刺激が強すぎます。肌に優しいタオルだとしてもです。
泡のボディーソープを使えばタオルを使わないで手で洗えます。(普通のボディーソープでも石けんでも、桶で少量のお湯と混ぜれば簡単に泡立てられるので泡のボディーソープをわざわざ買う必要はないです。)
泡を手に取って皮膚が動かない程度にさすって洗えば刺激は少ないです。 - シャワーの水圧
同じところにずっとシャワーを当ててると痒くなってきませんか?シャワーって結構な刺激を皮膚に与えます。肌が弱いとすぐ反応がでちゃうので、強すぎるシャワー、長時間のシャワーには注意が必要です。
シャワーを上から浴びるより、手で持った方が肌との距離が近いので刺激を抑えられます。それも一つのコツです。 - 水道水の塩素
普段はそれほど気にならない塩素も、弱い肌には刺激が強いんですよね。塩素を除去する方法は色々あるけど、お風呂で一番楽な方法はシャワーヘッドを変えちゃうことです。
我が家は水道管からの大本の部分に除去装置をつけたので、それなりの費用がかかりました。シャワーヘッドなら数千円で取り入れられるからお手頃な方法だと思います。
カートリッジの取り替えとか面倒であれば、今はメンテナンス込みのレンタルサービスもあるから簡単に取り入れられますね^^
石けんカスを体に残さない
ちゃんと洗い流したつもりでも体に残っちゃうものです。特に背中!
背中のアトピーがひどくなる原因としてシャンプーの流し残しがあります。
シャンプーだけじゃなくボディーソープもそうですけど、背中って手が届きにくいから洗い流すときに手でさすって落とすのが大変なんですよね。
石けんカスを体に残さない対処法
上から見たとき頭をコレくらい前に出して洗い流せば、背中にシャンプーが流れることを最小限に抑えられます。
シャワーだけで石けんを完璧に洗い流すのは難しいので、手でなでて洗い流すように常に心がけましょう。
短時間で済ませる
短時間で済ませる理由はすでに説明した通りです。
▷ シャワーの刺激を短時間で済ませるため
▷ 体を温めすぎないため
お風呂好きには寂しい限りですよね。アトピーを治すために一時我慢して、治ったら思う存分お風呂を楽しむことをモチベーションにがんばりましょう^^
まとめ
アトピーの時のお風呂の入り方
▷ 症状がひどいときは入らない!乾燥優先
▷ 清潔に保つべきところは保つ
▷ 肌への刺激は最小限
▷ 石けんカスは残さない!症状悪化の原因
▷ 体を温めすぎない
症状が落ち着いてるときは上記に気をつけつつ、病院、自分の体と相談しながらお風呂に入ってみてください^^